離れたときこそ愛しくなる。沖縄リゾートステイが教えてくれた夫の本音、子どもの心

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あなたが人生で一番大切にしたいことはなんですか?

 

これは一人の母親が、沖縄旅行を通してその答えを見つけていく物語です。

 

 

「気を付けていってらっしゃい!」

 

夫が笑顔で送り出してくれたとき、私はまだ彼の真意に気づいていなかった。

 

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私、由美のこと

 

三姉妹の長女として生まれたからか、昔から人一倍責任感が強かった。

 

現在36歳。

 

9年前に専業主婦となり、2人の子どもを育てる今でもその性格は変わらないのかもしれない。

 

もともとはバリキャリ志向だった分、家庭に入るときは正直少し不安だった。

 

人生の優先順位の1番を、自分から家族へすぐに切り替えられるものなのか、不安だったのである。

 

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結論から言えば私の人生の優先順位は変わらなかった。

 

家族を最優先にできなかったのではない。

 

もともと私を最優先にしていなかったのだ。

 

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働いているときも、一緒に働く同僚やお客さんを何より大切にしてきたから、周りの人にも評価されたし、私自身それが働き甲斐だった。

 

家庭に入ってからは、家族を大切にすることが私の生きがいになっていた。

 

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親友の提案

 

沖縄旅行の話をくれたのは恵子からだった。

 

恵子は働いていた会社の元同僚で、仕事終わりによく飲みに行った友人である。

 

恵子はまだ同じ会社で働いている。

 

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「GWに二人で沖縄行こうよ。もう育児も落ち着いたでしょ?」

 

「育児は落ち着いたかもしれないけど、子育ては今でも毎日お祭り騒ぎだよ。」

 

子育てから逃げたいという気持ちはなかったが、恵子とまたゆっくり旅行をしたいという気持ちはあった。

 

今の生活に不満はないが、久しぶりに若いころを思い出したい、ということかもしれない。

 

夫の仕事との兼ね合いもあるので、結論は夫に相談して決めることにした。

 

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夫は二つ返事でOKをくれた。

 

「おれもたまには由美にゆっくり休んでほしいと思ってたし、行ってきなよ。」

 

夫は優しいが、言葉にして伝えるのがへたくそな人だ。

 

恥ずかしがり屋で古風な彼にとっても、優しいことを言えるいい機会だったのかもしれない。

 

かくして私と恵子の沖縄旅行は決まった。

 

旅行計画

 

ジャルパックの予約サイトで旅行の予約をした。

 

旅行予約サイトなんてどこも同じだと思っていたが、雑誌のようにきれいな写真に惹きこまれてしまったのだ。

 

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今回の旅はアクティビティを楽しむというより、施設内でリゾートを満喫したいという恵子の意向に沿って、一度は行ってみたいと思っていたホテル日航アリビラに宿泊することにした。

 

 

何もしないことを楽しむならここだと思ったのだ。

 

部屋番号指定プランでオーシャンフロントツインの部屋を予約し、あとは当日を待つだけとなった。

 

ホテル日航アリビラへ

 

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5月4日、私と恵子は那覇空港に到着した。

 

空港からリムジンバスで90分、読谷村はサトウキビ畑が広がる昔ながらの沖縄の風景を残している土地だ。

 

サトウキビ畑を抜けると、日航アリビラは静かに私たちを迎えてくれた。

 

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南欧風のエントランスをくぐり、アリビラクラブデスクでチェックイン。

 

これもジャルパックの特典だ。

 

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ホワイトガーデニアの香りに包まれながらアーチが連なる廊下を進んでいると、別世界へ入り込んでいくような気分になった。

 

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今回宿泊する部屋は海の正面に位置し、ビーチリゾートを存分に満喫できる部屋。

 

広々としたバルコニーから夕陽を眺めるのがもう楽しみだ。

 

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私の旅行の醍醐味、清潔で冷たいシーツに滑り込む儀式も早々と完了。

 

恵子にはお行儀が悪いと言われたが、これだけは昔からやめられない。

 

食べて、休んで、食べて。

 

時刻は午後1時。

 

カジュアルブッフェ「ハナハナ」で遅めのランチを楽しむ。

 

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「ブッフェの後にパフェも食べるなんて罪深いね。」

 

「私たちにもまだそんな意識あったんだね。」

 

そんな他愛もないことを言いながら、まだ結婚する前、夫と札幌旅行をした際に夜パフェをしたことを思い出していた。

 

そういえば、この前渋谷に夜パフェのお店ができたって柄にもなく報告してきたなあ。

 

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エメラルドグリーンのニライビーチは不思議な安心感があるビーチだった。

 

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なぜだろうと思い、

「なにか特別なビーチなのですか?」とホテルの従業員に尋ねてみると、

「自然をそのままに、珊瑚礁岩を堀削していないビーチなんです。」

という答えが返ってきた。

 

話を聴くと、ウミガメが産卵にくることもあるのだそう。

 

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子どもたちに見せてあげたいなあ、そう思いながら満ち引きする波をぼんやりと眺めていた。

 

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日が暮れはじめたので、部屋に戻りバルコニーで日没を待つ。

 

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「こんな贅沢しちゃっていいのかなあ。」

 

「なんで?」

 

「旦那も子どもも置いてきちゃって、ちょっと悪いなって。」

 

「やっぱり良い家族だね、羨ましいな。」

 

意味深な物言いをする恵子の言葉をのこして、日は暮れて行った。

 

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最後の夜

 

沖縄で過ごす最後の夜は鉄板焼「護佐丸」へ。

 

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「護佐丸」のディナープランはジャルパックの部屋番号指定プラン限定のオプションでお得にいただくことができた。

 

食のセレクトからそれをお得に楽しむ方法まで、恵子の審美眼と情報収集能力には恐れ入る。

 

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目の前でシェフが焼く石垣牛はまるで芸術作品だ。

 

SNSに疎い私でも思わずInstagramにアップしてしまった。

 

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鉄板焼きの芸術祭を満喫した後は、ラウンジ「アリアカラ」へ。

 

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「やっぱり由美の家族は素敵。」

 

少しアルコールが回った恵子がカンパリオレンジを傾けながら、夕方と同じようなことを話し始めた。

 

「私、日ごろのストレスとか、せわしない日常とかを忘れてリフレッシュしてくれたらいいなあと思って由美を誘ったんだけど、そんな必要なかったみたい。いつも旦那さんと子どものこと考えてる。」

 

「そんなことないよ。恵子のおかげで目の前のことにいっぱいいっぱいになってたことに気づけたし、こうやってゆっくりすると優しくなれるんだなってわかった。」

 

「旦那さんと子どもたち、喜ぶと思うよ。」

 

「?」

 

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家族のこと、仕事のこと、健康のこと、人生のこと。

 

大人になって話すのはだいたいこの4つだ。

 

この4つのことで、私と恵子は何日間でも話すことができた。

 

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最終日、荷物をまとめてからラウンジ「アリアカラ」でケーキセットを食べた。

 

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今回の旅で、甘いものを食べるたびに思い出すのは甘いものが好きな夫のことだった。

 

パフェも、ケーキも、プリンも夫との思い出の一部だった。

 

お土産は甘いお菓子にしよう。

 

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プールの底でゆらめくアリビラのロゴマークに感謝の挨拶をして、私は私の日常へ帰宅する。

 

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パーン!

 

「ママおかえりー!」

 

三角帽子をかぶった子どもたちがクラッカーを鳴らしてお出迎えしてくれた。

 

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私はワケが分からずキャリーケースを持ったまま立ち尽くす。

 

「ママいつもありがとー!」

 

おもむろに子どもたちが持ってきたのは、大きな花束だった。

 

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「ちょっと早いんだけど…笑」

 

後ろ頭を掻きながら夫が恥ずかしそうな顔でそう言った。

 

「いつも家族を支えてくれてありがとう。今度は家族で沖縄に行きたいね。」

 

沖縄旅行は不器用な夫が必死に仕込んでくれたプレゼントだったのだ。

 

恵子の言っていたことを思い出す。そして私は答えた。

 

「素敵な家族(ありがとう、素敵な親友)。」

 

大切な人を1番大切にするのが私の人生だ。

 

37歳の誕生日の素敵なサプライズは、私にそんなことを教えてくれた。

 

 

 

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